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街でいちばん小さなケーキ屋からのお知らせ と 出来事を綴ったブログです。          福岡県大牟田市築町3-6  0944-56-5506


by tambour-cheese
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イカス赤坂

赤坂・・・・・
もう この言葉を聞くだけで 舞い上がってしまうそんな大人な場所
「赤坂」
そこへ フランス料理を食べに行ってきました。

もちろん私が そんな洒落た場所を知るわけはなく・・・
一緒にいる グルメなお友達の お勧めなレストランなのです。

丁度お昼前に ランチの予約をするも 満席。
夕食に やっとカウンター席を抑えられたので
おそらく人気のお店なのでしょう。

日も沈んだ頃 大人の地 赤坂へと 緊張と期待を胸に踏み入ります。
そのレストランの名は 「COME A LA MAISON コム ア ラ メゾン」
そのお店と そこのスタッフの方たちを 見た瞬間に 
今までの緊張が ス~っと解けるような
暖かい雰囲気が漂う こじんまりとした ビストロ風なお店です。

優しい笑顔に迎えられ カウンターの席へと座り
丁寧な説明を聞きながら 料理を選びます。

まず
Le Noir de Bigorre
(ピレネー山麓に棲むフランス最古の豚の生ハム)
お肉の脂とのバランス 塩加減がとてもよく
ワインとの相性も 抜群です。

大概 ワインを飲むと 飲んだ後に保存料?ツンとした 嫌な後味が気なるのですが
ここのワイン(白ワイン)は フルーティーさと すっきりとした後味が
料理を邪魔せずかつ 爽やかな香りだけが残るのです 
(すんません・・・気取らせて下さい・・・)

次に
Terrine de foiegras de canard au parfum Armagnac
(ランド産鴨のフォアグラのテリーヌ アルマニャック風味)
これが もう ブラボーと おもわず立ち上がって拍手しそうになったくらい 美味しかった♪
お酒が苦手な人は 酔っ払ってしまうかもしれませんが
香りのいいアルマニャックのお酒が とても効いていて 臭みが無く
これを パンに塗って食べると それはもう・・・♪ 素晴らしい美味しさ 
  
これは 是非召し上がってくださいと 一押しされたスープ
Garbure Landaise a la crosse de jambon
(ランド地方のママの味 スープ ド ガルビュ)
白いんげんが入ったスープで 初めて食べる味だけど・・・・
味覚の遠くで どこかで食べたことのある味を感じます。

その 原因は 生ハムをとった後の骨を煮込んで作ってるスープなので
遠くに感じた味は 水炊きや 豚骨スープのような あの骨の出汁の味だったのです。

この時点で あと1品くらいは 食べれそうだったのですが
これを 食べずして帰れるか!!という品
そう デザート♪
そのために 食事はここまでとします。

イカス赤坂_c0164401_129282.jpg

クリームブリュレ
表面のカリカリ感と 中のトロリととろける生地。
もちろん 心もお顔も トロケまくりです。

イカス赤坂_c0164401_1312641.jpg

フロマージュブランに 栗の蜂蜜?がかかった 
さっぱりとしたデザート。

そして 最後にコーヒーに
焼きたてのカヌレが付いてきます。
イカス赤坂_c0164401_1373051.jpg

暖かいカヌレは 初めて頂きましたが
周りがサクット 中がモチっと 
この小さい最後のケーキに ここのお店の事が全部詰まっている そんな風に感じました。

それは 見かけは素朴な料理だけど 
実は 手間隙かかった丁寧な仕事と おもわずニッコリしてしまう美味しさ。
心から お客様を満足させてくれる そんなお店。

そして「赤坂」なのに
お値段も とても良心的。

さて 私も 薄々感じていますが
「何 調子にのって 料理知ったかぶってコメントしてるんだ~よ~」と
気分を害しながら読まれている方々
大変申し訳ございません・・・・

そう。 おっしゃる通り 気分は 「山本益博」さんでございます。
今日だけは お許しください・・・

なんたって・・・イカス赤坂ですから・・・
by tambour-cheese | 2009-09-10 01:14 | 休日